初心者向け?Local by FlywheelとXAMPPの違い

WordPressのブログ運営であせる失敗といえば、「画面が真っ白になる」「デザインが崩れる」ことだと思います。

たいていはphpやcssの書き方が間違っていたとか、ファイルをうっかり消したとかが原因なんですが。

ところがこの原因をなかなか突き止められないと、自分のブログがおかしな表示のまま公開され続けてしまいます。

この問題をブログ公開前に防げるのがローカル環境の構築。

自分のPC内でWordPress本体を動かせるようにして、そこでテストすれば表示がおかしくなっても本番環境への影響はありません。

便利なWordPressローカル環境ですが、その構築に使えるソフトを「XAMPP」から「Local by Flywheel」に自分は変えてみました。

Local by Flywheelを少し使ってみると、いろいろXAMPPと違う部分が見えてきた感じがするので、その点について書いてみます。

【2020年10月25日追記】

現在はLocal by Flywheel(Local)から、またXAMPPに戻しています。理由については「WordPressローカル環境LocalをXAMPPに戻しました」に書いていますので、興味のある方は読んでみてください。

XAMPPからLocal by Flywheelに変えた理由

自分は今までWordPressのローカル環境にWindows用のXAMPPというフリーソフトを使ってきました。

>>XAMPP|公式サイト

ただ最近、XAMPPを使っていて

「新バージョンへの変更が面倒」「ちょっと使いにくいか?」

と感じるようになってきたんですね。

他に良いものがなかろうかと探して見つけたのが「Local by Flywheel」というフリーソフトです(2020年10月現在、名前が「Local」に変更されています)。

>>Local(旧:Local by Flywheel)|公式サイト

初心者向けとしてLocal by Flywheelはかなり人気があるようで、たくさんのブログで紹介されています。

少し前まで「Instant WordPress(Instant WP)」というソフトが初心者向けとして有名でしたが、現在ではLocal by Flywheelを使う人が多いみたいですね。

自分も何年か前にInstant WordPressを試してみたものの、あまり馴染めなかったのでほとんど使わずに終わりました。

そんなわけでXAMPPをずっと使っていたんです。

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Local by FlywheelとXAMPPを比較

Local by Flywheelは初心者向け?

XAMPPは難しい。Local by Flywheelならインストールが簡単で初心者向け」という意見をよく耳にします。

確かに、Local by FlywheelならWordPressを構築するのにデータベースの作業がほぼ不要です。ボタンを押すだけですぐにWordPressのブログを表示できます。

ただ、Local by Flywheelは海外のソフトなので、インストールされるWordPress本体が日本語ではありません。この辺りは管理画面で日本語切り替えができるので対策自体は簡単です。

一方のXAMPPの場合、先に日本向けのWordPress公式サイトから本体を入手するためにダウンロードします。

管理画面は最初から日本語で、日本語表示の不具合を調整してくれるプラグインのWP Multibyte Patchが標準でついています。

該当プラグインを検索してインストールする作業がいらないのは嬉しいですね。

レンタルサーバーでWordPressをインストールした場合とよく似ているので、この点に関してはXAMPPのほうが理解しやすいと思います。

インストールの難易度で比較すればLocal by Flywheelが簡単でしょう。しかし、WordPress本来のインストール方法を勉強するという意味で考えるなら、XAMPPがおすすめかもしれません。

インストールの手順でひっかかりやすい

Local by Flywheelをパソコンにインストールする作業の途中で、パソコンの状態によっては途中で止まるトラブルが発生します。

自分もこれに引っかかりました…。

仮想環境に関係するエラーみたいですが、初心者だとこの問題の解決方法が難しいかと思います。

自分が遭遇したエラーの解決方法ついては、「原因はIntel VT。Local by Flywheelインストール時のエラーを解決」で公開しています。

XAMPPは仮想環境を作らないので、すんなりとインストールに成功することが多いですね。

起動速度

ソフトの起動速度はXAMPPが優秀です。Local by Flywheelは起動完了までしばらく待たされます。少しイライラするかも。

ただし、ソフトの起動が完了すればXAMPPもLocal by Flywheelも同じくらいサクサク作業できる感じがします(phpのバージョンなど、ほぼ同じ環境で比較した場合)。

ブログやサイトはWebサーバーがあるおかげでブラウザを通してその内容を見ることができるんですが、このWebサーバーソフトに

  • XAMPP:「Apache」
  • Local by Flywheel:「Nginx」

をそれぞれ使っています(Local by FlywheelでもApacheを使えます。管理画面で切り替え可能)。

Apacheよりも新しいNginxの処理が速いとされるので、この辺りはLocal by Flywheelが有利かなと思います。

でも、ローカル環境で使っているせいなのか体感的には気づきにくいような。素人なのでよくわかりません。

有料のレンタルサーバーでも最近はApacheではなく、高速なNginxなどを使うところが増えています。Nginxが使えるLocal by Flywheelを使うメリットは大きいでしょう。

複数サイトの表示が簡単

Local by FlywheelならWordPressサイトを複数作ったとしても、管理画面のボタンを押すだけで手軽に切り替えられます。

さらに、サイトの表示・管理画面を表示する専用のボタンもあるおかげで、作業効率がとても良いんです。

XAMPPでも複数のWordPress環境を作れますが、サイトを表示させるボタンがついておらず、自分でURLを打ち込む手間がかかります。

この辺りはブラウザのブックマークや別のソフトを使うなどして工夫するだけで簡単に切り替えできますから、さほど大きな問題ではないでしょう。

とは言え、一つのソフトで完結するLocal by Flywheelのほうがユーザーへの配慮が行き届いていると感じますね。

また、複数環境を作る場合もLocal by Flywheelなら管理画面での作業だけで、すぐに終わります。

XAMPPだと特定フォルダ内にWordPressのフォルダを手動で作る必要があります。少し難しく感じるかもしれません。

エラーは気になるがLocal by Flywheelに軍配

実際に2つのソフトを使ってみた感じからすると、世間の評判通り、Local by Flywheelのほうが初心者でも使いやすいと思います。

ただ、気になるのがインストール時のエラーです。

あまりPCに詳しくない人がこれに引っかかると、解決方法がわからなくてイライラすると思います。

その点さえクリアできれば、初心者にとって使いやすいWordPressのローカル環境用ソフトとして評価できそうです。

Local by Flywheelは仮想環境でWindowsではなくLinaxを使うため、レンタルサーバーと似たような環境を作れるのが嬉しいですね。XAMPPはWindowsの環境下で使いますから。

本番環境の大失敗を防ぎたい。そう思っているWordPressユーザーさんがいるなら、便利なローカル環境ソフトの導入を強くおすすめします。

>>【関連記事】:ローカルでWordPress!Local by Flywheel導入手順

>>【関連記事】:WordPressローカル環境LocalをXAMPPに戻しました