自分に合ったちょうど良いパソコン選びのポイント

  • 新しいパソコンに買い替えたい。
  • PCゲームをやってみたい。
  • 今使っているパソコンの性能に不満がある。

パソコンが欲しくなる理由は人によって様々。ただ、このときに困るのが「一体どんなパソコンを買ったら良いんだろう?」という問題ですね。

自分はメーカー製も、自作パソコンも経験してきたWindows PCユーザーです。経験の範囲に限りますが、パソコン選びに困っている人の手助けになればと思い、パソコン選びのポイントを以下にまとめてみました。

Windowsパソコン限定のお話です。

ハイスペックPCを選べば何でもできるが…

文章作成、動画視聴・編集、イラスト、ゲームなど…。

テレビやエアコンなんかと違って、パソコンは様々なジャンルの作業ができる便利な電化製品。しかし色々やるには、それに対応するパーツの性能が物を言います。

何も考えずにハイスペックの高級品を買えば、ほぼ何だってできるので失敗しません。

ただ、ハイスペックマシンを買うとなると、本体だけでも17万~18万円を軽く超える予算が必要。お金が足りんと思う人も出てくるはずです。

そこで考えたいのが、自分がやりたいことを満たしてくれる、ちょうどよい性能のパソコンを見つけること。これなら予算を無駄にせず済みそうです。

タイプ別に考えるパソコンの選び方

ハイスペック・ミドルスペック・ロースペックという曖昧な表現が何度も出てきますが、雰囲気で読んでいれば大丈夫です。後で解説します。

PCゲームを遊びたい人

グラフィックボード(ビデオカード)付きの、ミドルスペックから上のパソコンを狙います。

ちなみにグラフィックボードの種類ですが、ゲームに強いNVIDIA GeForceを選択するのが無難。4Kで楽しみたいならハイスペック以上が安心。プレイしたいゲームによって要求スペックは変わるので注意。

2Dゲームしかやんないという人は、グラフィックボード無し、CPU内蔵グラフィックが予算的にやさしいです。ただ、後からグラフィックボードを乗せるかもしれないなんてときのために、CPUはミドルクラス以上を選ぶのが良いでしょう。

動画編集・3DCG制作をしたい人

高画質で動画や3DCGを編集・制作したい場合、ハイスペック以上のパソコンで。

PCゲームも同時にやりたくてあまりこだわらないなら、PCゲームに強いグラフィックボードのNVIDIA GeForceを積んだ構成で大丈夫そう。やや動画&3DCG編集・制作寄りなら、影がキレイで発色の良いAMD Radeonの選択肢もありですが、ものすごく差が出るほどではないのでマニア向けだと思います。

PCゲームはほとんどやらず本格的に取り組みたい場合は、グラフィックボードにNVIDIA Quadroを採用するクリエイター向けがおすすめ。

予算をたっぷり組みたい。

お絵かきしたい人

2Dのイラスト制作ならばグラフィックボードがなくても大丈夫。CPUの内蔵グラフィックで十分かと思います。ロースペックでもいけそうですが、ミドルスペック以上が目安。

デッサン人形とか3DのCGを使いたくなってくると、CPU内蔵グラフィックでは厳しいです(ギザギザガクガクになる)。PCゲーム、もしくは動画&3DCG編集・制作向けのグラフィックボード付きパソコンを使いたいですね。高度な3DCG制作をしないのなら、ロークラスのグラフィックボードで事足りるかと思います。

文書作成など、比較的軽い作業だけの人

グラフィックボードはいりません。CPUもそこそこクラスのロースペックで十分でしょう。core i3クラスでもハイスペックに感じるかもしれない。画面にアプリをたくさん開いて作業するなら、ミドルクラスのCPUで構成したいところ。

趣味も仕事もパソコンで何でもやりたい人

この分類は難しいです。やることによって基準がずいぶんと変わります。

動画サイトで視聴、音楽聴きたい、ブログ運営したい、写真を編集したい、ネットサーフィン楽しい、また通販サイトでポチっちゃった、メールチェック、お絵描きしたい、無料もしくは安い2Dゲームで暇つぶし。仕事はエクセルなどのオフィス系や、負荷の低いプログラミング程度。

こんな感じならグラフィックボードは不要。CPU内蔵グラフィックで問題なくいけます。上位のロースペック(core i3辺り)で大丈夫そうだけど、他に高度なことをやりたくなる可能性があるなら、ミドルクラスのCPUを選んでおくと後悔しないというか、安心感があります。

後で3Dゲームや動画編集に興味が湧いてきそうなら、保険としてロークラスで1万円台くらいのグラフィックボード付きパソコンなんて判断もあり。

ケチらないで良かった~と思えそうです。

やりはじめたときにはやや性能不足に感じるかもしれませんが、次回新しいパソコンを買うときに今よりもグレードを上げれば良いだけです。デスクトップならグラフィックボードだけ取り替える方法でもいけます。

「ハイスペック」「ミドルスペック」など、スペックの目安は?

何をもってスペック(性能)のクラス分けをするのか?主観的な部分が多いので、はっきりした答えはないです。

ただ、一般的な風潮や自分の印象だと以下のような感じでしょうか。主にCPUとグラフィックボード(GPU)を基準に、クラス分けする雰囲気があります。

CPU:パソコンの頭脳。高速で計算して、アプリを動かしたり、色を表示したり、音を鳴らしたりする。これがなければパソコンが動かない。
GPU:画像・動画に特化。3Dのような複雑な画像&高精細な画像の表示、動きを処理する能力に長ける。CPU内蔵もしくはグラフィックボード(ビデオカード)で利用できる。

ハイスペック

CPU
Intel core i7以上、AMD Ryzen 7以上

グラフィックボード
NVIDIA GeForce RTX 2070以上

ミドルスペック

CPU
Intel core i5、AMD Ryzen 5

グラフィックボード
NVIDIA GeForce GTX 1660以上

ロースペック

CPU
Intel core i3以下、AMD Ryzen 3以下

グラフィックボード
NVIDIA GeForce GTX 1650以下

※グラフィックボードなしの場合、CPU基準でランク付けしても良いと思います。

※グラフィックボードのクラス分けは、NVIDIA GeForceシリーズの場合です。
※記事公開時点の評価です。

一応紹介しましたが、はっきりとした境界線のない世界なので、鼻や耳の穴でもほじりながら読む程度で構いません。人によっては位置づけが上下すると思います。大雑把な目安として捉えてください。

高性能なほど価格も比例して高くなります。

見た目は同じなのに、価格差がすごく開いているのはこれが理由。グラフィックボードを付けると、その分価格も上乗せされます。

最新モデルのパーツも価格が高めです。安売りしていないだけで、普通の価格なんですけどね。

たまに古いモデルのパーツで価格が高騰しているものを見かけますが、これは単純に在庫が少ないか生産終了が理由だと思えば良いです。特別な理由がない限り、素直に安い最新モデルのパーツを買いましょう。

新しいモデルのパーツが高性能で一般の人向け

「最新モデルのパーツよりも、1つ前の古いパーツのほうが安いな~。こっちで良いんじゃなかろうか~」

そんな誘惑に駆られる場面もあるはず。

これなんですが、最新モデルのパーツを選ぶことをおすすめします

何でも良いので今すぐ安くパソコンを買いたい!ってとき以外、古いモデルのパーツは避けるのが無難。

古いパーツのパソコンを選ぶのって、自作PCマニアやパソコンに相当詳しい人でないと難しいと思うんですよ。

基本的に最新モデルのパーツは、古いモデルのパーツよりも性能が上です。

「パソコンパーツのスペックは頭打ち」なんて話を、昔からよく聞かされてきました。しかし、次世代通信規格の5Gの他、AI・IoTの一般化、グラフィックの繊細さ&リアルさの進化など、パソコンが関わる分野は世界の仕組みや流れが早く動いています。

数年前のスペックでは物足りなくなることも普通です。

ということで、多少高くても長く使える、最新モデルのパーツを使ったパソコンを優先的に選ぶのが良いだろうというのが、個人的な意見です。

2年くらいの買い替えスパンなら旧モデルの安いパーツでも良さそうですけど、大多数の人が5年前後パソコンを使い続けると思いますしね。

その他、パソコン選びの目安となる参考ポイント

HDDよりもSSDを優先する

Windows OSをはじめとするアプリ、写真やテキストなどのファイルを保存するパーツです。ストレージとも言われます。HDD(ハードディスク)とSSDが存在。

この選択はかなり大事で、SSDを激しくおすすめしたいです

HDDよりも明らかに読み込みが速い!OSやアプリの起動がサクサクなので、作業がはかどりますよ。CPUのランクを上げるよりも、HDDをやめてSSDを選択した方のがはっきり実感できるほどの効果です。

普通の使い方なら500GBも使い切れず、十分余りそう。240GBでは少し心許ない気もしますが、外付けHDDやSSD、オンラインストレージが使えるよって人ならたぶん大丈夫。120GBはWindowsとアプリの容量を考えると少ないので避けたいです。大容量ゲームや高画質動画をたくさん保存する場合は1TB以上あると安心。

とても小型な「M.2 SSD(SATA)」もありますが、性能的には一般的な内蔵SSDと変わりません。

他にも、超高速な「M.2 NVMe SSD」が存在します。ただ、調べた限りだと高価なわりにはそこまで体感的な速度の差を感じられず、発熱が結構あるみたいですね。慌てて買うよりも、本来の性能を引き出せる技術的な進歩があってからでも良いと思います。

メモリは8GB以上にする

メインメモリの話です。薄っぺらいウエハースみたいな形状が特徴。一時的にデータを保存するパーツで、この容量が多いほどたくさんの作業を同時に行えます。作業する机の広さで例えられてきた歴史あり。

これも大事。4~5年前までは一般的な使い方なら4GBでも問題なしとよく言われていました。しかし、Google Chromeなどのブラウザの使用メモリが年々増してきてるので、ロースペックでも8GBは欲しいです。PCゲームや高度な作業をするなら16GB以上で。

アプリが要求するスペックを基準にする

これもうんと大事。PCゲームやイラスト作成ソフト、CG系ソフトなど、どれもパソコンに要求するスペックが存在します。要求を満たす水準のパソコンであれば使えるってことです。

以下はPCゲームの配信サービス「Steam」で販売中、「バイオハザードRE3」の要求スペック。

とりあえず遊べるレベルを満たす最低スペックと、快適にプレイできる推奨スペックの両方が記載されています。

で、どこでどんなパソコンを買えば良いの?

PCゲームや動画編集など、高度なことをやりたい人

デスクトップのBTOパソコンをおすすめします

高性能なパーツを使ったパソコンを、比較的安く買えるのがメリット。有名なメーカー製パソコンよりもこちらを選びましょう。

BTOパソコンとは、お客さんの注文を受けてからパソコンパーツを集めて組み立てる、オーダーメイド商品のこと。自作PCに似ているけど、ショップのスタッフさんが代わりに組み立ててくれる点が違います。カスタマイズ性も高いです。自作ほど自由ではありませんが、パーツごとにメーカーや性能を選べるのが特徴。

  • 自作面倒くさい。
  • パソコンを組み立てる知識が無い。
  • OSのインストールがわからない。
  • 組み立て中にトラブルが発生したら解決できない。

なんて場合に頼りになります。自宅に届いてすぐパソコンを使えるのが大きなメリットですね。ゲームしたい人、仕事したい人は特に。

BTOパソコンはカスタマイズ性の高さが魅力。「PCゲームをやりたい!」「自作はハードルが高いし不安…」そんな人におすすめ。TSUKUMOなら様々な用途に合わせて、自分好みのパソコンを作れます!

3DのPCゲームや高画質動画編集はしない、一般ユーザー向け

パソコン画面にアプリをたくさん開いて色々やりたい、長時間作業が多いなら、画面が大きくて疲れにくいデスクトップがおすすめ。

BTOパソコンでもメーカー製パソコンでも、どちらでも構いません。ただ、デスクトップでミドルスペックのそこそこ良いクラスを狙うなら、コスパの良いBTOパソコンを選びたいです。ロースペックもBTOで良いんじゃないだろうか…。結局BTO押しの結果になってしまった。

多くのアプリを同時に使わない、いろんな場所に置いてパソコンをやりたい!という人は、ノートパソコンでも良さそう。カスタマイズ性が低く、デスクトップよりも性能はやや下がる一方、省エネなので電気代の節約になります。

ノートパソコンはメーカー製パソコンをおすすめします。PCマニアから色々言われていますが、国内メーカーが無難。デザインもキーボードの質も良いですし、おまけに丈夫。サポート最強です。

言わずと知れた国内大手パソコンメーカー。薄くて丈夫、美しいフォルムのノートパソコンが豊富です。国内製造の安心感が強み。公式サイトのキャンペーンやクーポンの活用で意外にもお得感あり。