素人でも扱える?玄人志向のPC電源に交換したけど品質ともに大丈夫そうです

先日パソコンの電源が突然落ちてしまったので、電源ユニットを交換しました。

新しい電源ユニットとしてリーズナブルな価格の玄人志向をはじめて買ってみたんですが、「玄人」の文字からして素人が扱っても大丈夫なのか気になって、少し不安ではあったんです。

せっかくなので今回の経験をもとに、商品の特徴とか買ってみて良かったこととか、玄人志向の電源ユニットの感想をつらつらと語ってみます。

ちなみにパソコンの電源が落ちた原因や、戸惑いながら電源ユニットの交換まで行き着いたエピソードに関しては「暑さが原因?PCの電源が突然落ちるトラブル発生と解決までの記録」に書いています。興味があるなら読んでみてください。

玄人志向ってなんだ?

玄人志向はパソコンパーツのブランド名です。CFD販売(以下、CFD)という会社が展開しています。

このCFDですが、パソコン周辺機器で有名なバッファローを傘下に持つメルコホールディングスの子会社でもあります。

CFDの製品といえば、パソコンのメモリ界隈で有名な感じがしますね。自分のパソコンのメモリもCFD製だったりします。当時、amazonの人気ランキング上位だったので買いました。

玄人志向の存在自体は昔から知っていましたが、CFDのブランドだと知ったのは今回の件がきっかけです。

提供するラインナップを見ると、パソコンパーツなら何でも取り扱っているわけではなさそうです。

電源ユニットとグラフィックボードあたりに力を入れている感じがします。

パソコン系の通販サイトやamazonなんかで検索すると上位の常連として君臨していますので、少しでもパソコンパーツに興味がある人なら玄人志向をよくわからなくても名前くらいは知っているかもしれません。

パソコン素人では玄人志向を使いこなせない?

素人でも使えるが手厚いサービスを求める人には向かない

ブランド名からして、マニア向けの製品だろうと思うでしょう。自分もそうでしたし、ネットの口コミでもそのような評価をしている人が多い感じです。

ただ、実際に玄人志向の電源ユニットを買ってみた経験からして、決してそんなことはないと言っておきます。

ならばすべての人が買い求めてもよいブランドなのか?と聞かれると、ちょっと難しいです。

  • 商品に同梱されている説明書だけが頼り。
  • 疑問に感じたら、すぐさまカスタマーサポートに問い合わせる。

このような性格の人だと、玄人志向の製品は向かないかもしれません。

サポートをほぼ排除。だから玄人向け

玄人志向の電源ユニットですが、普通に売られている他社製品とほとんど同じです。

マニア向けだからすごく複雑&変態仕様になっている、なんてものはごく一部のシリーズのみ。

ならばなぜ玄人向け?なのかというと、自前のサポートをほぼ用意していないのが理由の一つみたいです。

誤解のないように言っておきますが、サポートがないのは玄人志向のブランド限定です。他のCFD製品に関してはそれぞれ違った対応をしてくれますので、「CFDは不親切」などという思い込みはやめましょうね。

サポートがあったとしても、特定のシリーズのみ対応するメールサポートくらい。

電話の問い合わせ窓口?いえいえ、そんな立派なものなんて用意されていません。

わからないことがあればネットで調べてね!

公式サイトの掲示板でみんなに聞いてね!

ってな感じです。

商品のシリーズによっては説明書すら同梱されていません。

同スペックの他社製品に比べてリーズナブルな価格を実現しているのは、これらのサポートに力をあまり入れていないのが大いに関係していそうです。

購入者に何も落ち度がないのに不具合が出たなら、玄人志向ではなく、購入先の販売店に問い合わせるのが原則です。修理もしくは新品に交換してくれると思います。

少し癖があるけど安くて助かるパソコンパーツのブランドとして、多くのユーザーに愛されている。

…そんな存在なのかもしれません。

品質は必要十分。しかも安い

自分は2015年に自作パソコンデビューを果たしていて、そのときにどこのメーカーの電源ユニットを購入しようか迷っていました。

amazonを見ると、やたらと玄人志向が上位に出てくるし、しかも同じくらいのクラスの他社製品よりもお安い。KEIANは別次元ってことで…

電源ユニットは質が大事だと聞いていたので、なんとなく素人さんお断りな雰囲気で怪しく、妙にお安い玄人志向の電源ユニットは結局避けることにしました。

質が良いと評価が高かった別のメーカーから発売されている、やや高価な電源ユニットを買ったんです。

それから数年後、今回発生したパソコンの電源が落ちるトラブルの実体験で学んだことは、玄人志向の電源ユニットでも十分だということ。

>>【関連記事】:PCの電源ユニットは高品質&高価なものを選ばなくたって問題なさそう

とはいえ、まだ交換したばかりで耐久性に関してはまったくわからない状態です。

玄人志向の電源ユニットに対する最終的な評価は出せないものの、現時点では安くて品質もそこそこ。文句なしといった具合で、満足しています。

【2019年9月7日追記】

この記事を公開してから約1年が経過しました。当時取り替えた玄人志向の電源ユニットですが、今でも問題なく動いています。今年の夏は無事に乗り越えられそうです。

電源ユニットの交換作業は簡単

玄人志向の製品はすべてサポートなし!説明書なし!というわけではなく、「NEXTシリーズ」という製品ならメールサポートと日本語の説明書が付いています。今回、自分が買ったのもこれ。

玄人志向 NEXTシリーズ 80 PLUS Bronze 500W ATX電源 KRPW-N500W/85+

日本語の説明書は必要最低限の内容で読みやすく、意外にも良かったですね。

自作パソコンデビューのころに買った、評判の良いメーカーの高価な電源ユニットのほうがわかりにくかったくらいです。説明書に取り付け方法が載っていなかったし。

とはいえ、自分でパーツを買ってパソコンを組み立てるなんて、たとえ初心者でもマニアの領域です。丁寧すぎる説明に期待するのは禁物かもしれません。

電源ユニットの取り付け自体はそんなに難しくないので、仮に説明書がなくてもたぶん大丈夫だと思います。

マザーボードの2箇所、HDDやSSDへの接続が基本で、その他グラフィックボードなどにブスッと差し込む程度で終わります。

本体はPCケースへネジで固定するだけ。この辺の詳しいことは少しネットで調べるだけですぐ理解できるでしょう。

ただネジが小さいので、磁石タイプのドライバーがあると快適に作業できるはずです。

BTOパソコンのようなすでに組み立て済みのパソコンで交換作業をするなら、元々取り付けられている古い電源ユニットの配線を覚えておくと参考になります。

気をつけるとするなら、配線ケーブルの長さですね。

長さが足りないと各パーツに電源を供給できないので、パソコンが使えません。延長ケーブルを買うはめになります。(電源ユニットを底面に取り付けるタイプのPCケースの場合、CPU付近にあるATX12VもしくはEPS12Vコネクターにつなぐ部分が少し遠く感じるので注意)

失敗を避けるためにも、電源ユニットの購入前にケーブルの長さを測っておきましょう。同じミドルタワーやフルタワーでもやや大型のPCケースを使う場合、特に注意したほうが良さそうです。

>>【関連記事】:初めてでも交換できる!パソコン電源ユニットの基本的な取り付け方

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