PC作業で面倒なコピーや貼り付けを一発で完了させる2つの方法

パソコンのテキストやファイルなどを使いまわしたり、移動させたりするときに使う、「コピー」と「貼り付け(ペースト)」の機能。

基本中の基本的な操作ですが、コピーや貼り付けを繰り返し行う必要がある場面だと、何度も同じ操作をしなければならないのが面倒で疲れます。

繰り返し作業で疲れないようにするためには、手数を極力減らすのが一番。

そこで、コピーと貼り付けをボタン一発で完了させる2つのやり方をご紹介しましょう。

効率化させることで時間短縮になる他、手数が減って手の疲れが軽減し、腱鞘炎予防にも役立つと思いますよ。

コピーや貼り付けで手数が増えてしまう原因

やり方をご紹介する前に、一般的なコピーと貼り付けの問題点について、お話しましょう。

テキストやファイル、フォルダなどをコピーして貼り付ける

「コピーアンドペースト」や「コピペ」と呼ばれるものですが、この一連の作業をマウスで行う場合、以下のような手順を踏みます。

  1. 右クリック
  2. メニューから「コピー」を選択
  3. 貼り付けたい場所で右クリック
  4. メニューから「貼り付け」を選択

この4つでワンセットです

数秒で終わる作業ですけど、このように文章にしてみるとわりと手数の多いことがわかりますよね?

1~2回程度なら苦にならない作業です。ところが、この作業を何回も何十回もやる場合、4つでワンセットの作業をその回数分だけ繰り返さなければなりません。

「コピーと貼り付けをセットで10回」行うなら、10×4で40回以上はマウスボタンをポチポチ押す必要が出てくるわけです。

時間がかかる、手が疲れる原因になるのも納得できますね。

方法その1:ショートカットキーを使う

最も有名な方法かと思います。

  • コピー:ctrl+C
  • 貼り付け:ctrl+V

+(足す)の記号は「キーを同時に押す」という意味です。「ctrl」はWindowsの場合。Macだと「command」を使うみたいですね。

マウス操作ではなく、キーボードのキーを押してコピーと貼り付けを行います。

この方法を使えば、右クリックからメニューをいちいち開く必要がありません。キーを押した瞬間にコピーや貼り付けが終わるため、とっても快適。

最初はキー操作に慣れないでしょうが、覚えてしまえばあとはこっちのものです。

ついでに以下のショートカットキーも組み合わせて利用すると、更に効率がアップします。

  • 画面上のテキストやアイテム全体をコピー:ctrl+A
  • 切り取り:ctrl+X
  • 元に戻す:ctrl+Z

特に便利なのが、元に戻す「ctrl+Z」。

間違ってテキストを消したり切り取ったりした際、直後にこのショートカットキーを押せば再表示(復活)可能。うっかり操作の救世主的な存在として重宝します。

オッチョコチョイな自分も、ctrl+Zのショートカットキーにはお世話になりっぱなしです。

とはいえ、一気に複数のショートカットキーを覚えようとすると頭が疲れます。とりあえずよく使うものだけを、少しずつ覚えるのが良いでしょうね。

方法その2:マウスのボタンをカスタマイズする

コピーと貼り付けの各機能をマウスボタンに設定

マウスのボタンが4つ以上ある場合に活用できる方法。

ホイールと左右のボタンに加え、サイドにボタンのあるタイプのマウスが代表的です。余っているボタンにコピーと貼り付けの機能を割り当てます。

この方法を使えば右クリックからメニューを開かずとも、マウスボタン一発で瞬時にコピーや貼り付け作業を完了できるのがメリット。

4つ以上のボタンは必須ではなくて、2つだけ、3つだけしかボタンのないマウスでもできることはできます。

ですけど、左クリックと右クリックの基本機能は頻繁に使うでしょうから、それらの機能を維持したままコピーと貼り付けを行う場合、別のボタンに機能を割り当てやすいボタン4つ以上がおすすめ。

5ボタン程度のマウスならわりと価格の安い製品も数多く出回っています。導入ハードルは低いと思いますよ。

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マウスボタンをカスタマイズできるソフトを利用する

この方法では、マウスボタンをカスタマイズできるソフトを使用します。ソフトは以下の2種類から選ぶことになるでしょう。

  1. 使用しているマウスのメーカーが配布する専用ソフト。
  2. マウスをカスタマイズできるフリーソフト。

ソフトを起動して、特定のボタンにコピーと貼り付けを設定するだけです。

専用ソフトのあるマウスを使っているなら、メーカーの公式サイトからダウンロードし、設定してみてください。

おすすめのフリーソフト

フリーソフトを使った方法であればメーカー問わず、いろんなマウスに対応できます。

自分は「X-MouseButtonControl」というフリーソフトを使っています(Windows XP以降に対応)。かなり細かな設定ができる、初心者からマニアまで幅広く使える便利なソフトです。

別記事で「X-MouseButtonControlの導入方法と基本的な使い方」について紹介しています。興味があるなら合わせて読んでみてください。

手数を減らせばコピーと貼り付け作業が楽になる

今回ご紹介した方法はどちらも、右クリックでメニューを開いて選択する作業を省けるのがメリットです。

ショートカットキーの方法なら、キーボードさえあれば今すぐ対処できます。

キーボードのキーの配置やショートカットを覚えるのが苦手な人には、ソフトを活用したマウスボタンのカスタマイズがおすすめ。

マウスボタンのカスタマイズはボタン4つ以上のマウスがないと扱いづらいですが、マウスを頻繁に使うならショートカットキーよりも作業がしやすいかもしれません(片手だけでできるので)。キーボード操作が苦手な人でも、簡単に効率化できる点が嬉しいですね。

自分にとってやりやすいと思う方法を選んでみてください。両方を混ぜたやり方でも構いません。