ローカルでWordPress!Local by Flywheel導入手順

難しい知識は不要。

簡単にWordPressのローカル環境を作れる「Local by Flywheel」をパソコンに導入する手順についてです。

ローカル環境で作業すれば何度失敗しても大丈夫。本番環境のWordPressをよくわからずいじくり回してサイトの表示がおかしくなる、なんて恐ろしいトラブルを防げます。

初心者さんでもLocal by Flywheelならスムーズに構築できると評判です。ぜひインストールしてみましょう!

【追記】「Local by Flywheel」は現在、「Local」にアプリ名が変更されています。旧Local by Flywheelよりもアプリ立ち上げの速さが特徴的。基本的な使い方はLocal by Flywheel時代とほとんど変わりません。

Local by Flywheel(Local)の公式からダウンロード

海外のソフトなので公式サイトは英語です。ただし、英語の知識がほとんどなくても利用できますので安心しましょう。

Local by Flywheelには無料版と有料版の2種類存在しますが、通常の使い方なら無料版で十分です。

公式サイトの画面から「DOWNLOAD」のボタンを見つけてクリックします。

>>Local|公式サイト

Local 公式サイトのトップページ

ボタンをクリックした後、選択や入力をする画面があらわれます。

Local by Flywheel OSの選択

利用するパソコンのOSに合わせて、MacもしくはWindowsのいずれかを選びましょう。以下、Windows版を選んだ場合で解説します。

OS選択の下を見ると、入力欄がずらりと並んでいます。

Local by Flywheel ダウンロードの入力欄

無料版の場合、これらの項目をすべて埋める必要はありません。メールアドレス(「Work Email」の部分)だけで大丈夫です。氏名や電話番号など他の項目には何も入力せず、そのままにしておきましょう。

一番下にある「Number of websites」をクリックすると、ドロップダウンリストがあらわれます。Local by Flywheelで作成予定のサイト数を選ぶ項目みたいです。

おおよその数字を選択するだけで良いと思います。

Local by Flywheel サイト数の設定

今回は「2-10」を選んでみました。もっとたくさん作る予定であるなら、「11-30」や「More than 30(30より多い)」を選んでみてください。

必要項目を埋めたら最下部のボタンをクリックします。

ダウンロードが完了するまで少し時間がかかります。のんびり待ちましょう。

パソコンにLocal by Flywheelをインストールする

以下のようなアイコンのexeファイルがパソコンに保存されます。

Local by Flywheel exeファイル

このアイコンをクリックしてインストールを始めましょう。

画面の案内に従いながら、インストール作業を進めてください。

初めてLocal by Flywheelをインストールした場合、途中で別ソフトのインストールをすすめる画面が登場することがあります。これらのソフトが無くてもLocal by Flywheelを使えますから、無視して大丈夫です。

作業を進めていくと、次のような画面があらわれます。

Local by Flywheel インストール画面

「LET’S GO!」のボタンをクリックした後、表示されている3つの機能がパソコンに自動で組み込まれます。完了するまで待ちましょう。

途中、デバイスに変更を許可するかどうかの画面が数回登場しますが、「はい」を選んで進めてください。

注意!

ボタンのクリック後、英文のエラー画面が出たらインストールが上手くいっていません(エラー画面といっても「Error Reporting」と書かれたものなら正常なので大丈夫です)。

ちなみに自分が遭遇したエラーとその解決方法は「原因はIntel VT。Local by Flywheelインストール時のエラーを解決」でご紹介しています。もし似たような症状が出た場合、この記事が参考になるかもしれません。

ローカル環境に新サイトを作る

無事にインストールが完了すると、Local by Flywheelの画面があらわれます。さっそく、ローカル環境にWordPressの新サイトを作ってみましょう。

サイト名とドメイン、フォルダの保存場所を決める

新サイトの作成画面です。

Local by Flywheel 新サイト名を入力

一番上の入力欄にはサイト名を入力します。日本語ではなく、半角英数でサイト名をつけましょう。後でWordPressの管理画面から好きなように変更できますから、難しく考えなくても大丈夫です。

サイト名を入力したらすぐにボタンをクリックして、次の作業へ移っても構いません。自分好みにカスタマイズしたいのであれば下の「ADVANCED OPTIONS」の文字をクリックしてみてください。

クリックしてあらわれた画面で、サイトのドメインとパスを決めることができます。

Local by Flywheel 新サイトのドメインとパス

「Local site domain」とは?

ローカル環境で作ったWordPressサイトをブラウザで表示するためのドメイン(URL)です。サイト名を入力すれば、ソフトが自動的にドメインを作ってくれます。

ただし、自動作成だとドメインにハイフンがつきません。ハイフンを表示させたいなら手入力で行います。サイト名でなくても構いません。管理しやすいドメインをつけてみましょう。

「Local site path」とは?

新しく作るWordPressサイトのファイルを格納するフォルダの置き場所(パス)です。phpやcssなどのファイルをいじる予定があるなら、自分が管理しやすい場所にフォルダを作るのがおすすめです。

デフォルトの場所から変更するには「BROWSE」の文字をクリックします。

するとフォルダの場所を指定する画面が出ますので、作業しやすい場所を見つけて格納用のフォルダを作っておきます。

複数のローカル環境を作るならまず親フォルダを作り、その中にサイトごとの専用フォルダを作るのが良さそうですね。

Local by Flywheel 新サイトのフォルダ指定

上の画像では、まずドキュメントフォルダ内に親フォルダの「Local_by_Flywheel」を作成。その中に今回新しく作るサイトのデータ格納用の「local-wp」という名のフォルダを作り、指定しています。

…ここまで作業を行ったら、画面右下の「CONTINUE」ボタンをクリックしましょう。

PHPやWebサーバーの設定

サイト名を決める画面から移動すると、「PHPのバージョン」「Webサーバーの種類」「MySQL」の設定に関係する画面が登場します。この辺はデフォルトの状態で良いと思います。「Preferred」が選択された状態で「CONTINUE」をクリックしてください。

こだわりがあってPHPのバージョンやWebサーバーを指定したいなら、「Custom」を選択します。これらはサイトを作った後でも自由に切り替え可能です。焦って設定する必要はないでしょう。

ただし現時点だと、MySQLのバージョンについては後で切り替えができないみたいです。気になるならCustomで設定しておいて良いかと思います。

WordPressのユーザー名とパスワード

次の画面ではWordPress管理用のデータを入力します。

Local by Flywheel WordPress管理画面のデータ

管理画面にログインするための「ユーザー名」「パスワード」を決めましょう。

ローカル環境でセキュリティの問題がなければ、デフォルトで入っている「admin」と「pass」のままでも良さそうですね。

メールアドレスについてはWordPressの管理画面内で変えられますので、デフォルトのままで進めてしまいましょう。

最後にADD SITEのボタンをクリックすれば、Local by Flywheelが自動的にWordPressのサイトを作ってくれます。

Local by Flywheelの管理画面の操作

下の画面が出れば完成です。

Local by Flywheelの管理画面

画面左にあるサイト名を選択した状態で、画面右上の「START SITE」をクリックすれば左のDEV MODEがONに変わり、該当サイトの管理・閲覧ができます。

新しいサイトを作った直後ならDEV SITEの部分がすでにONになっていると思います。

PHPバージョンやWebサーバーについては、「Local Environment」のCHANGEから変更できます。

Local by Flywheelを終了する

画面右上の文字「STOP SITE」を押して画面左の該当サイトの先頭にある丸マークが灰色になるまで待ちます。灰色になったら画面右上のバツボタンをクリックして閉じてください。

WordPressの管理画面とサイトを表示するには?

WordPressの管理画面を開くなら画面右側にある「ADMIN」ボタンを、サイトを表示させるだけなら隣りにある「VIEW SITE」ボタンをクリックしましょう。

ただ、Local by FlywheelでWordPressの画面を表示させると、英語表記になっていて困るかもしれません。この英語表記はWordPressの管理画面で日本語に変えられます。

日本語のやり方については「Local by FlywheelのWordPressを日本語化。英語が苦手でも大丈夫」で詳しく解説しています。

新しいWordPressサイトを追加する方法

画面左下の+ボタンを押します。後はLocal by Flywheelをインストールしたときと同じ手順で、新サイトを作っていく流れです。新しいサイトができると画面左側にサイト名が追加されます。複数の環境を作りたい場合にやってみてください。

データベースについて

「DATABASE」の部分からデータベースの管理と情報の閲覧が可能です。

Local by Flywheelのデータベース管理画面をブラウザで開くならConnectの「ADMINER」をクリックします。

Local by Flywheelのデータベース管理画面

多くのレンタルサーバーで使っているphpMyAdminに比べると、なんともシンプルな画面といったところ。Local by Flywheelで作ったWordPressは、「local」という名前のデータベースで管理されているみたいですね。

データベースをいじることはあまりないと思います。

ローカル環境のデータベースをバックアップしたくなったら、新しく作ったサイトのフォルダにある「app>sql」の中を見てください。すべてのデータが格納されているので、このsqlフォルダごと他の場所に保存するだけでバックアップできます。

このようにLocal by Flywheelを使えば、WordPress本体を公式サイトからダウンロードしなくてもローカル環境をいとも簡単に構築できます。