安物とはやはり違う高いキーボードにしたら指・手首の痛みが減った

パソコン操作って、腰痛や肩こりが問題になるじゃないですか?

机や椅子の高さを変えろと言いますけど、パソコン作業で最も負担をかけているのって、キーボードやマウス操作で必ず動かす「」だと思うんです。あと「手首」。

自分はデスクトップパソコンでの作業が中心で、何年も文章を打ち続けていますが、指や手首の関節が痛くなってしまうことがたびたびありました。

痛くなるとキーボード操作が辛すぎて、作業どころではなくなってしまうんですよね。

このままではダメだと思い、指に優しいキーボードを求めて、安いやつから高いやつに変更しました。

やはり高級品は打ち込みの感触が全く違うといった印象。完全に防ぐのはさすがに無理ですが、安物キーボードを使っていたころよりも指や手首に痛みが出にくくなりました

キーボードを打ち続ける生活を送っていて手が痛くなる、腱鞘炎になるのが怖いという人は、思い切って高級なキーボードへ乗り換えるのが良いかもしれません。

そこで今回は、高級キーボードの使い心地について、安物キーボードとの比較を交えながら語ってみます。

1000円以下の安物から高級キーボード「リアルフォース」に換えてみた

デスクトップパソコンのキーボードを高級品に換える前まで、すごく安物のキーボードを適当に使っていたんです。

その価格、なんと600円台。

「文字なんて打ち込めれば良いだろ。キーボードは安いやつで十分」程度にしか思っていなかったからです。

しかし、キーボード操作の頻度が増すに従って指や手首の負担を深刻に考えるようになってから、現在は世間で高級なキーボードとして知名度の高い「リアルフォース(REALFORCE)」を4年以上使い続けています。

東プレ REALFORCE – ラインナップ

リアルフォースは東プレという国内メーカーが製造している、日本製のキーボードブランドです。2万円前後する高級品で当時ずいぶんと奮発しましたが、とても満足しています。

そんなリアルフォースを4年間使い続けた個人的な感想を、以下にざっとまとめてみましょう。

リアルフォースを実際に使ってみて良かったところ

耐久性が半端なく良い

毎日数時間タイピングしていますが、リアルフォースはすごく丈夫です。4年以上毎日バチバチとキーを叩いているのに、新品のときと比べて打ち心地の変化がほとんどありません。

1000円以下の安いキーボードはヘタリが早いです。使い始めた当初は「安いやつでもそこそこ打ちやすいし、問題ないな」と思うんですよ。ところが数カ月使い続けるうちに、キーの反応が徐々に鈍ってくる気持ち悪さが出てきます。

キーの反応が甘いと確実に打ち込みたくなるため、どうしても指に力が入ります。これが原因で指が疲れやすくなる、筋肉痛になるなんてことが頻繁にありました。

自分の使用状況だと、安物キーボードの耐久性は1年が限界かもしれません。

軽い力でキーがよく反応する

リアルフォースは「静電容量無接点方式」というキーを採用しています。

軽い押し具合でも良く反応するので、力いっぱいターン!とキーを押す必要がありません。これが一番良かったなと思うポイント。

高いやつと違って、安いキーボードはしっかり底までキーを押し込まないと反応しないものが目立つ感じです。なのでつい指に力を入れて、確実に押そうとするんですよね。

指や手首が痛いまま無理にキーボードやマウス操作を続けると益々症状が悪化しますし、腱鞘炎のリスクが高まります。そうなれば、症状が良くなるまでパソコン作業を控える必要が出てくるでしょう。仕事でパソコン作業をする人には死活問題です。

キーのブレがとても少ない

キーが前後左右に揺れまくると押し具合が甘くなる他、無意識に指でキーのブレを調整しようとするので、負担やストレスが増します。

安物キーボードを使ってみると、ブレブレなキーのものがとても多い印象がします。

リアルフォースは4年以上使っているのに、ほとんどキーのブレに変化がありません。それでいて程よいしなりがあり、指へのフィット感が心地よいです。

音がそこそこ静か

自分の使っているリアルフォースは静音タイプです。

ほぼ無音だとか、さすがにそこまで効果が高いわけではないんですが、キーボード特有のカチャカチャした音が抑えられていて耳障りでないのが魅力。

ややカチャカチャするコトコト風の音、といった感じです。

リアルフォースの少し気になったところ

質の良いキーボードですけど、完璧な商品など世の中に存在しないのが普通。リアルフォースのちょっと気になった部分についても指摘してみます。

キーの文字や質感の変化について

キーボードの性質上、どうしてもキーに触れる必要があるため、指の接触による摩擦の影響が出ます。

まず、キーの刻印。

キーボードには「A」とか「3」とか「Ctrl」とかの文字が印刷されていますけど、よく使用するキーの文字が徐々に薄くなってきます。

薄くなると言っても、文字が完全に消えてしまうわけではないのがポイント。文字がぼんやりする程度でとどまる感じです。

これが安物キーボードになると、ものによっては文字がわからなくなるほど消えてしまう経験がありました。

キー表面のコーティング(?)が剥げてきます。

とはいえ、見た目がちょっとかっこ悪くなるくらいで、剥げた部分が指に引っかかったり、カスが出てきたりとかはしません。使い心地への悪影響はほとんどないですね。

キーの表面がツルツルしてくる

リアルフォースのキーの表面ですが、ややマットな質感に仕上がっています。ただ、これも指の摩擦が影響して徐々にマット感がなくなり、ツルツルとテカってきます。

では初期のマットなキーの質感が良いかというと必ずしもそうとは言えず、マットな表面だと摩擦が起きやすくて指にやや引っかかる感じがします。

むしろ使い込んだ今のツルツルなキーの表面が個人的に好みかもしれません。汗をかく季節だとツルツルなキーの表面が指に少し張り付く感じで、その点が少し気になる程度かなと。

キーの押し心地がやや重い?

反応は良好&押した感触がやわらかい一方で、少し反発力のあるキーだと思います。筋力の弱い女性の指だと、この反発力が若干重く感じられるかもしれませんね。ただ、慣れてしまえばそこまで気にならないかも。

キーの重さが気になる人なら、変荷重タイプのリアルフォースをおすすめします。

キーボードを使用するとき、筋力が少ないわりに遠いキーを打たなければならないなど、無理な動きをすることの多い小指は痛めやすいです。

変荷重タイプでは、キーボードの配置部分によってキーを押す必要な力が異なるように作られています。親指や人差し指など、力のある指で押すことの多い中央付近が55gや45g、力の弱い小指で押すことの多い左右のキー部分が30gといった感じに設計されているので、小指への負担が軽減されるんですね。

全キーに同じ荷重がかかるタイプを選ぶのであれば、荷重30gのリアルフォースが軽くて良いと思います。

キーの劣化が気になるなら「PFU」が良いかも

現在、リアルフォースの交換用純正キートップは販売していない様子です(昔はあったんですが…残念)。

キーの劣化が気になるなら、同じく高級キーボードとして有名な「PFU Happy Hacking Keyboard Professional」の選択肢もあります。純正キートップが別売りされているので、キーが劣化しても本体を買い直すことなく、低コストでキートップだけを交換できるのがPFUのメリットですね。

PFU Happy Hacking Keyboard Professional – ラインナップ

リアルフォースと同じく静電容量無接点方式のキーを採用しており、評判は上々みたいです。他にも数千円で買える安いPFUキーボードもありますが、静電容量無接点方式ではないので要注意。

ちなみに、リアルフォースとPFUの夢のコラボ商品も出ています。憧れますねー。

REALFORCE PFU Limited Edition – ラインナップ

テンキー有り・無しのどちらを選ぶべきか?

テンキーとは、0~9の数字キーが集まった、電卓みたいな部分のことです。一般的にキーボードの右端に配置されています。

計算などで数字キーを頻繁に使う人ならテンキー有りで良いと思いますが、数字キーの利用はたまにだけ、マウスを頻繁に使う人なら、テンキー無しが使いやすいと思います。

自分が持っているリアルフォースもテンキー無しタイプです。テンキーがない分、横幅がコンパクトになるので、腕を伸ばさずにマウスを操作できるのがメリット。おかげで疲れにくいです。

また、「電卓は左手で打つ癖があるんだよね」って人だと、テンキーが右側にあると使いにくいと思います(実は自分もこのタイプ)。

そんなときは単体のテンキーがおすすめ。これなら左配置を難なく実現できます。

テンキー – ラインナップ

リアルフォースからも、テンキーの単体版が発売されています。

東プレ テンキー REALFORCE23UB USB 有線接続 静電容量無接点方式 ケーブル長/80cm カスタマイズ機能付(DIPスイッチ) 昇華印刷墨モデル ALL45g荷重

パソコンユーザーにとって指と手首をいたわることはすごく大事

1000円以下と2万円近くの価格差を考えるなら、安物キーボードを頻繁に買い換えるのがコスパ的に優れるかもしれません。しかし、いくら買い替えても高級キーボードの使い心地に届くわけではないのも事実。

指や手首の健康を守りつつパソコンを使い続けたい人にとって、高いキーボードには価格以上の価値があると思います。

>>【関連記事】:長時間のパソコン作業で目が痛いので日本製ディスプレイに替えてみた結果