アワビには黒と白(赤)があってそれぞれ味も価格も違う

とっても高級な海の幸アワビ。日本の近海で採れる、美味しい貝です。

「一生に一度は食べてみたい」「あの味が忘れられない…もう一度…」など、アワビに対する憧れは尽きないといった感じでしょうか。

日本人の大好きなアワビですが、アワビにはいくつかの種類があって、一般的によく知られているのが「黒アワビ」と「白アワビ」です。白アワビは「メガイアワビ」や「赤アワビ(?)」とも呼ばれているようです。

両者は見た目ばかりか、味も価格も違うんですね。どっちが美味しい?高いの?など、アワビについての豆知識をちょっぴりお話しましょう。

黒アワビは味も人気も格別

国内で流通しているアワビの代表的な品種です。高級で誰もが憧れるアワビと言えば、この黒アワビのことだと思ってください。

中央の貝柱が黒ずんでいるのが特徴。フチのウニョウニョした部分が大きく、身に厚みがあります。

黒ずんでいてグロテスクな見た目ですけど、味は絶品。フチのウニョウニョした部分がとても柔らかくて弾力があり、貝柱の中央部分は引き締まった食感です。くちゃくちゃと噛み締めながら旨味を堪能できます。

新鮮な黒アワビならお刺身を味わいたいですね。複雑で繊細なその身と味を楽しみましょう。たくさん食べるならバター焼きが食べやすいかと思います。バターの風味とアワビの身の相性が良いです。

生でも焼いても煮ても、美味しい貝です。

白アワビ(メガイアワビ・赤アワビ?)は淡白な味

実は白アワビという名前は俗称で、正確には「メガイアワビ」です。

やや黄色がかった貝柱なのが特徴。フチのウニョウニョした部分は黒アワビよりも少なめな感じです。

自分の地元では白アワビと呼ぶ人が多いんですけど、全国的には赤アワビ?(※後述の【追記】を参照)のほうが有名なのでしょうか。

【追記】:「赤アワビ」はメガイアワビの俗称だと思っていましたが、「オーストラリアアワビ」のことを指すようです。メガイアワビとは別の種類で、味も少し落ちるとのことですが、この辺は好みなのでマズイわけではありません。

>>【楽天市場】三重県伊勢市 まるか水産:活赤あわび(メガイアワビ)Sサイズ 130g〜170g 1枚[あわび]

黒アワビは固めの部分と柔らかめの部分が混ざったような独特の食感。一方、白アワビは全体的に均一な食感というのが個人的な感想。

噛むとシコシコサクサクしていて、やや淡白な味。黒アワビほど旨味はないような気がします。なので、お刺身よりバター焼きや煮付けにすると飽きずに食べられそうです。

とはいえ味に対するイメージは個人の好みの影響が大きいですから、黒アワビよりも白アワビが好きだという人も大勢いると思います。

「マツタケとシイタケとシメジではどれがウマいのか?」みたいな、その程度の問題かもしれません。

黒アワビと白アワビの価格

国産天然物が高い

黒アワビの新鮮な天然物だと、500gで7000~8000円以上は覚悟したいです。白アワビは少し安くて、500gなら6000円程度から購入できる場合もあります。

アワビはサイズが大きいものほど高価になるのが一般的です。これには理由があって、アワビが大きく育つまでにすごく年数がかかるからなんですね。天然アワビの場合、市場に流通する11センチ以上のサイズに育つまで、4年程度かかります。

養殖のアワビなら、天然物よりもやや安く購入できるかと思います。

漁獲量や産地に鮮度、購入場所など、アワビの価格はいろんな要素に左右されやすいので、ここで紹介した価格は参考程度にとどめてください。

ものすごく安いアワビを見つけたんだけど?

相場より何千円も安い激安アワビも存在しますが、そのほとんどが海外産です。貴重な国産天然物が安く出回ることなど考えられず、国内養殖のアワビだとしても激安で売られることはまずないでしょう。

養殖物でも海外産アワビを育てているケースは見られますが、日本国内で育てたものと外国で育ったものとでは印象がかなり違うと思います。

まず産地表示を確認し、納得してから購入するのが一番です。

ちなみに養殖アワビの場合、黒アワビと見た目や味がよく似た「エゾアワビ」を使うことが多いんだとか。

アワビのサイズと旬の時期について

基本10センチ以下の天然アワビは漁獲禁止

アワビは大きく成長するまで年月がかかります。そのため、国内に生息する貝の中でも厳しく制限されている印象が強いです。

地域やアワビの種類によって異なるかもしれませんが、一般的に10センチ以下のアワビは小さすぎるため、採ってはダメというルールが定着しています。

つまり、市場に流通する天然の黒アワビや白アワビは、11センチ以上のものが普通だと言うことですね(養殖物であれば、もう少し小さなサイズでも販売できます)。

これよりも小さなサイズを国産天然物として売っているなら、違法な業者かアワビによく似たトコブシである可能性が考えられます。

旬は「夏」

6月~8月頃がアワビの旬だと言われています。秋から冬にかけて産卵期を迎えるため、その時期を避けるように市場に流通させている感じです。

アワビ料理ってむちゃくちゃ高いんでしょ?

高級中華料理店などで見かけるやつですね。1皿数万円もするアワビ料理は生ではなく、多くが「干しアワビ」を使っています(特に国産がすごく高い)。

生ならたとえ黒アワビでも、もっと安く食べられますよ。

素潜りで天然アワビを採っても良いの?

ダメです。国内の多くの地域で一般の人がアワビを採るのを禁止しています。

漁業権のある人しか認められておらず、無断で採っていると密猟者扱いで捕まる恐れがあります。

アワビを食べるならお店で買う、もしくは旅館やホテル、飲食店へ向かいましょう。

アワビとよく似たトコブシも美味しい

自分はバター焼きの黒アワビが好きです。

「お前はしょっちゅうアワビを食べているのかクソ生意気」なんて思われそうですが、アワビを食べることができるのは本当に運が良かったときだけです。高価ですし、食べる機会なんて滅多にありません。

にしても、この状況はちょっと寂しいですね。

そんな場合にお世話になるのが、アワビとよく似た「トコブシ」という貝。小ぶりですけど、アワビに負けないくらい美味しいと評判です。高級貝ですがアワビよりも安めなのがメリット。個人的に白アワビよりもウマいと思っています。

トコブシについてまとめた記事を公開していますので、興味がある人は読んでみてください。

生のアワビは水揚げのある漁港近くの魚介類販売店のものが新鮮です。たまにスーパーでも見かけます。周囲に買えるお店がなければ、通販がやはり便利。

当サイトでは楽天市場で販売されているアワビから、レビュー数の多い評判上位の商品だけをまとめた紹介ページを用意しています。

手間なく評判のアワビを探したいって人は、上のページをぜひご覧ください。

また、ふるさと納税で買うと、節税にもなって大変お得です。